富山駅周辺地区景観デザイン計画

富山駅舎と周辺のランドスケープデザイン。本計画では屋根を駅構内からも外部からも楽しめる、薄くて軽いランドスケープスキンを提案しました。
シェル構造のスキンがおりなす山や谷はポーラスコンクリートタイルで覆われ、その空隙に自然植栽が着床します。その谷に溜まった水はポーラスコンクリートの揚水効果で山部に持ち上げられ、自然の灌漑装置として機能します。水が多く蓄えられる谷部分と水分の少ない山の頂部が自然のランドスケープのように組み合わさる屋根面は、その環境に応じた植栽が育ちます。また内部はあたかも木漏れ日のもれる森の中の様相を呈します。
自然に任せて植栽が育つこのランドスケープスキンは、四季に応じて異なる表情をみせます。梅雨時には屋根に多くの水溜りができ、夏には草が生い茂り、秋には枯れ草が風になびき、冬には雪に覆われ、春にはまた新しい草が生え始めます。


敷地: 富山県富山市
用途: 駅舎
設計: 2007.10